骨になってでも主人を待ち続けた白馬の伝説から、牛や馬などの健康祈願の対象になっているのが、五和町鬼池の「やぼさ様」である。 その昔、愛馬をその場所につないだまま出陣した城主が、3年後に戻ってくると、その愛馬は、立った状態で白骨化していたのだとか。城主が骨になった馬に手を掛けると、まるで戻って来るのを待っていたのように、ドサッと崩れ落ちたと伝えられている。城主は祠を建て、馬の霊を鎮めた。それがやがて「やぼさ様」とよばれるようになり、今も信心されている。 家畜の安産や病気回復など動物の守り神として地元の人に祀られているが、伝説の元は城主の飼っていた白馬だった。現代風に言えば、ペットのようなものだ。
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